【教えて】お金を借りる人って、そんなに貯金ないのか?

Q. 世の中、キャッシングが流行っていますが、素朴な疑問なんですが、なんでみんなそんなに借金する必要があるんですか?僕のイメージの中では借金する人=貯金がない人、というイメージがあるのですが、みんなそんなに貯金がないのですか?その辺の実情をどなたか教えてくださいませんか?

A. キャッシングする人=貯金がない人というイメージがあるようだけど、それは必ずしも正しくないね。要はキャッシングをする人の使い方次第なんだよね。確かにあなたが考えているように、お金がなくて、貯金がなくてキャッシングする人は世の中にたくさんいるよ。そういう人たちは得てして多重債務者となって、最後には自己破産するわけだよね。つまり、手元にお金がないから、借金に頼らざるを得ない、というわけさ。

でも、みんながみんなそういうわけか、というとそういうわけでもない。意外なように思うかもしれないけど、カードローンをもっとも利用している人たちっていうのは年収が低くてカツカツでやっているような人ではなく、年収が高い人たちなんだよね。彼らのキャッシングの仕方っていうのは、低所得層とは異なる。彼らのキャッシングの仕方はお金がないから、キャッシングするというよりは、キャッシングサービスを利用するほうがメリットがあるから、そうするわけだ。

たとえば、海外旅行の際にどうしても現金が必要なときに、一番手数料がかからない方法、実はそれがキャッシングだったりするんだよね。ほかにも一定期間自由になるお金がなくて、しばらく待つと収入が入るようなとき、彼らはとりあえずキャッシングして、欲しいものを手に入れ、収入があったときに、すぐにそれを返済して、補填する、という方法をとりわけだよね。

だから、キャッシングをするからって貯金がない、という図式はあまりにも形式的過ぎるかな。

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